いよいよ迎えた職業訓練の開講日(5月8日)。前日の夕方に訓練校から詳細な指示メールが届き、当日はZoomを利用して入所式とオリエンテーションに参加しました。この記事では、初日の流れと実際に体験した内容をまとめます。これから受講される方の参考になれば幸いです。
※この記事は私の体験に基づいています。制度や手順は変更されることがあるため、最新情報を随時チェックすることをお勧めします。
職業訓練受講までの流れ(時系列でおさらい)
これまでの流れはすでに記事にしていますが、ここで時系列で整理しておきます。
今回の記事は「開講日当日」の体験記録です。
| No. | ステップ | 概要 |
|---|---|---|
| 1 | 職業訓練相談1回目 | ハローワークで説明を受け、希望訓練を探すことに。 |
| 2 | 職業訓練相談2回目 | ハローワークで相談し、eラーニングを検討。 |
| 3 | 願書交付 | ハローワークで「受講申込書 様式C-1」を交付。次回認定日に提出。 |
| 4 | 願書受理 | ハローワークで受講申込書の完成版を受け取り、訓練校へ郵送。 |
| 5 | 願書郵送 | 訓練校へ「受講申込書 様式C-1」一式を郵送。 |
| 6 | 面接と合格 | リモート面接後、6日後に合格通知。 |
| 7 | 合格後の手続き | ハローワークへ合格を報告。次は開講日前日に来所。 |
| 8 | 開講日7日前 | 訓練校から開講日前日までに準備する内容が展開。 |
| 9 | 開講日前日 | ハローワークで就職支援計画書交付。認定日は次回から指定来所日へ。 |
| 10 | 開講日当日 | 今回の記事の内容。入所式とオリエンテーション。アンケート回答も。 |
訓練校から前日に届いたメール内容
開講日前日の夕方、訓練校から「明日の入所式・オリエンテーションのZoomリンク」という件名でGmailが届きました。メールには主に次の4点が記載されていました。
- 当日の予定 : 9:20~9:30までにZoom接続すること
- 09:20 Zoom開場
- 09:30 点呼開始
- 10:00 入所式(20分)
- 10:20 休憩(10分)
- 10:30 オリエンテーション(90分)
- 12:00 終了
- Zoomリンク情報 : URLのほか、(ミーティングID・パスコード)が記載されていました。
- 資料について
前回の資料は、メールで指定のサイトからZIP形式で全生徒へ配布されましたが、今後はGoogleドライブで配布する方式に変更。訓練校の指示で作成したGoogleアカウントは、IDとパスワードを訓練校と共有済みなので、各生徒と訓練校が共有して利用することで、他の生徒からはアクセスできなくなり、個人データのやりとりを行うようです。 - アンケート回答依頼
緊急連絡先や給付金に関する内容で、初日当日中(23:59まで)に回答するよう依頼されました。
当日の流れ
9:20 Zoomログイン
Zoomアプリを起動し、Gmailで前日に展開されたZoom ミーティング IDとパスコードを入力して接続しました。参加前にマイクとスピーカーのテストを行い、問題がないことを確認してから入室。
最初はカメラをオンにしましたが、他の受講者と同様にオフにして待機しました。
9:30 点呼
職員が一人ひとり名前を呼んで出欠確認がありました。
ここで初めて受講生と初対面。若い世代から60代と思われる方まで幅広く、受講生の顔を初めて見る機会となりました。自己紹介は別の機会に行われるとのことでした。
点呼後は入所式開始まで「入所式までしばらくお待ちください」と書かれたスライドが表示され、注意事項も示されていました。内容は次の通りです。
- カメラON、音声はミュートで参加
- 呼びかけがあったときのみ音声ミュートを解除
- 表示名はフルネームにすること
- 遅刻・欠席・早退は訓練時間に影響するため厳格に管理
10:00 入所式 (予定20分)
時間になると職員の案内に従い、ZoomカメラをONにして入所式が始まりました。進行は職員が行い、まずは動画の視聴からスタートです。
- 代表挨拶(動画)
「半年後に希望する進路へ進めるよう、職員一同でサポートします」とのメッセージ。 - 担当紹介(動画)
学習面を担当する講師3名、就職支援担当2名が紹介されました。
この職業訓練は全国各地を拠点に順次スタートするため、入所式は効率的に共通内容を伝えられるよう動画形式になっているようです。
式典は20分予定でしたが、実際はおよそ5分で終了。その後、10分間の休憩に入りました。
Zoomは接続したまま、カメラをオフにして待機します。
10:15 オリエンテーション(予定90分)
開始のアナウンスと共にカメラをオンにしました。
事前にダウンロードしていた資料を使って説明が進められ、主な内容は以下の通りです。
- 欠席・遅刻・早退の対応方法
- 対面指導の仕組み
- 日誌の運用
- Slackの利用方法
- 提出期限の厳守(期限切れは不可、注意が多いと面談対象)
- eラーニングシステムの利用規則
- ログイン/ログアウトの徹底(同時ログインNG)
- 受講時間は各自でも記録(修正不可、訓練校でも管理)
- 動画以外の学習も、学習サイトにログインした状態で行う
- Zoom利用時訓練や指導は遅刻禁止
- テストは期日中必ず受験
- 欠課届は当日中にGoogleドライブへ格納
- 質問はQA表に記入し、既出の内容か確認してから投稿
- 住所変更は早めに連絡
全体を通して「自己管理」と「期限厳守」の重要性が強調されました。
eラーニングならではの運営上の工夫・対策を感じられます。
オリエンテーションは予定通り約90分で終了し、これで初日のリモート接続対応は完了しました。
初日アンケート回答
オリエンテーション終了後、前日のメール記載のアンケートフォームにアクセスして、指示された内容を入力・提出しました。主な作業内容は以下の通りです。
- 緊急連絡先(家族)を記載
- 「就職支援計画書」全5ページを画像化してアップロード
→ 前日にハローワークから交付された書類です - 誓約書を確認し、誓約日と氏名を入力
- 給付金関係では「通所届」「受講証明書」の白紙をアップロード
(職業訓練受講指示書は不要と回答があり提出せず)

まとめ
職業訓練初日はZoomで入所式とオリエンテーションに参加しました。半日ではありましたが、eラーニングとはいえ同じ受講生と初対面があったり、訓練の基本ルールや今後の学習の進め方を一通り説明を受け、「これから半年間、しっかり取り組んでいこう」という気持ちが引き締まる時間でした。
次回の記事では、実際のeラーニング受講の様子を紹介していきます。

