52歳で自己都合退職 – 退職最後の出勤日

52歳で自己都合退職 – 退職最後の出勤日 退職
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自己都合出勤最終日は、感謝を伝え、新たな一歩を踏み出す大切な日です。この記事では、自己都合退職を決意した私が経験した「最後の出勤日」を振り返りながら、退職を迎える方の参考になればと思い、共有します。会社の慣習や風土、勤務形態によって異なる点もあるかと思いますが、ぜひ一つの例として読んでいただければ幸いです。

退職に向けて、業務の引き継ぎ、データ整理、書類の廃棄、私物の整理など多くの準備が必要ですが、この記事では最後の出勤前日から当日の流れに焦点を当ててお伝えします。

最終出勤前日

画像:最終出勤前日

挨拶内容を準備

会社の規模や役職により異なりますが、社員が集まった中で退職の挨拶をすることがあります。そこで、事前に以下の内容を踏まえてスピーチを準備しました。

  • 挨拶冒頭は「○月○日付けで退職することになりました、○○です」で始めます。
  • 入社当時のエピソードや携わった業務の思い出話しを簡単に盛り込みます。
  • 感謝の言葉を込め、「お世話になりました。ありがとうございました」で締めます。

借用品の返却準備

貸与品の中でも汚れが目立つものは綺麗にして返却します。状態を確認し、必要に応じてクリーニングを済ませました。私の場合は、着用した作業着を自宅で洗濯しました。

出勤日の朝

画像:出勤日の朝

スーツで出勤

普段はカジュアルな服装が許される職場でしたが、最後の出勤日ということでスーツを選びました。職場への感謝とけじめの気持ちを込めた選択です。いつもと違うので少し新鮮な気持ちにもなりました。

持ち物

返却物やお礼の品を持参し、普段より荷物の多い状態で出勤しました。

出社から退勤まで(最終出勤日)

画像:出社から退勤まで

朝礼での挨拶

いつもの朝礼の最後に挨拶を促され、事前に準備した内容を基に退職の挨拶を行いました。最後のスピーチということもあり、緊張しながらも感謝をしっかりと伝えることができました。

お礼のお菓子配り

用意したお菓子を部署ごとに配り、「皆さんでどうぞ」と一言添えました。小さな形ながら、感謝を示すことができたと思います。手渡したお菓子については、こちらの記事をご覧ください。

最後の業務

引き継ぎは終えていましたが、簡単な業務を確認も兼ねて行い、これまでの仕事を振り返る時間になりました。

挨拶回り

最終日の私と違って、勤務中の皆さんに配慮しつつ、職場内外の方々に挨拶回りをしました。地理的に離れた方や取引先には電話で感謝を伝えました。タイミングが合わず会えなかった方には心残りもありますが、割り切るしかありません。

備品の返却と確認

会社規定のチェックリストに従い、上司と共に確認を行いました。
メールアドレスや各種アカウントなどの削除申請、業務端末のデータ消去は、在職者が実施します。
私物の本や筆記用具など持ち帰り品の確認は上司と一緒に行い、規定に従って整理を進めました。

  • 各種IDカードの返却
  • 名刺・社章の返却
  • 情報漏洩に関する誓約書の署名・提出
  • 自席の整理整頓
  • ロッカー内を空にしてカギを返却
  • 作業着など貸与品の返却
  • 持ち帰り品の内容確認

これらを一つひとつ丁寧に確認し、返却・整理しました。最後の片付けは少し寂しい気持ちになりましたが、これもまた新たな一歩を踏み出すための大事な作業です。

なお、健康保険証は退職日の翌日に返送しました。詳細はこちらをご覧ください。

退社

業務端末をシャットダウンし、事務手続きを終えた後、入退場カードが無いため、退出をお願いして退社しました。普段の勤務時間より少し早めに職場を後にすることで、気持ちの整理をつけることができたように思います。

明日からは有給消化が始まり、退職日まで出勤することはありません。最後の出社を終えて、次のステップに向けて気持ちを新たにすることができました。

まとめ

最終日は、感謝の気持ちを伝えることが最大のポイントです。スムーズな手続きと温かい別れが、次のステージへ踏み出す後押しになりました。

新しい生活への期待と不安が入り混じる中、しっかりと準備し、一歩ずつ進んでいきたいと思います。帰宅後は肩の荷が下りたような気持ちと、たくさんの人と話したことで感じた気疲れがありましたが、特別な一日を終えた充実感がありました。

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