12回目のハローワーク訪問は、失業手当の認定手続きと職業訓練合格後の手続き確認の2つが目的です。
認定日は今回で4回目。受講予定の訓練はオンライン(eラーニング)形式で、合格通知は2日前に届きました。前回の訪問時にも合格後の流れについて説明は受けていましたが、せっかくハローワークまで来たので、あらためて内容を再確認しておくことにしました。
この「職業訓練相談」も、求職活動実績として1件カウントされます。ただし、来月から職業訓練を受講する予定のため、今後は求職活動実績の提出は不要となります。
この記事では、雇用保険窓口での失業認定の流れや、職業訓練合格後の対応、「雇用保険受給資格者証」に記録された求職活動実績の内容などをご紹介します。
※本記事は筆者の体験に基づいた記録です。制度内容は変更される可能性がありますので、詳細は必ず管轄のハローワークでご確認ください。
12回目訪問
失業認定と職業訓練合格後の手続き再確認を目的とした、12回目のハローワーク滞在時間はおよそ90分でした。
雇用保険窓口と職業訓練窓口の両方で今後の予定を確認したほか、待ち時間もあったため、やや時間がかかりました。
ハローワーク訪問で持参したもの
求職活動のために、以下のものを持参しました。特に「※」のついているものは忘れずに用意しておきましょう。
- ※雇用保険受給資格者証
- ※マイナンバーカード
- 受給資格者のしおり (不明点があった場合に備えて持参)
- ハローワーク受付表 (求職番号は雇用保険受給資格者証にも記載あり)
- 筆記用具
- 選考結果通知書 (合格後の手続き確認時に提示すると話がスムーズ)
- 受講希望訓練のPRパンフレット (上記同様)
総合受付
認定時間は午前9時に指定されていましたが、当日中であれば手続きが可能です。今回は少し遅れて、9時過ぎに到着しました。
ハローワークでは、「認定日の方は雇用保険窓口へ」という案内が毎回掲示されているため、今回も総合受付には立ち寄らず、そのまま雇用保険窓口へ向かいました。
雇用保険窓口での手続き:約60分
来月の認定日より前に職業訓練の受講が始まるため、今回は今後の手続きについて確認しておくことがポイントでした。
ポスト投函
雇用保険窓口には、認定受付用のポストがあります。その横には提出用のクリアファイルが置かれており、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」をセットして、指定のポストに投函しました。
今回提出した「失業認定申告書」のうち、
「1.失業の認定を受けようとする期間中に、就職、就労又は内職・手伝いをしましたか」の項目は、ブログ作業を行った日があったため「×」を記入。
一方、「3.失業の認定を受けようとする期間中に、求職活動をしましたか」の項目は、担当者と一緒に確認しながら記入したかったため、あえて空欄のまま提出しました。
空欄での提出は書類不備として扱われるため、のちほど職員に呼ばれて、窓口で一緒に記入することになります。それまでは、窓口付近で待機しておきます。
窓口対応:失業認定申告書
20分ほど待つと名前が呼ばれ、雇用保険窓口の担当者のもとへ向かいました。
まずは本人確認として、マイナンバーカードの提示を求められ、認定手続きが始まります。
「失業認定申告書」の空欄部分については、担当者と相談しながらその場で一緒に記入していきました。
■就職・就労または内職・手伝い → 作業日「×」についての回答
前回の認定日での経験から、ブログ運営に費やした作業時間は4時間未満で申告すべきことを学んでいたため、今回は「×」を付けた日の作業時間について「4時間未満、1時間程度」と回答しました。実際に4時間以上作業した日はなく、問題はありませんでした。
また、広告収入については現時点で合計200円程度であり、8,000円を超えないと口座に振り込まれない仕組みであること、すなわち実際の収入は発生していないことを伝えました。その結果、「雇用保険受給資格者証」にはその旨が記載されていますが、失業手当の支給には影響ありませんでした。
■求職活動 → 3回分を記入
認定対象期間中の求職活動は3回でした。
1回目:職業訓練の願書受理
2回目:PC求人検索@プラザ
3回目:求職活動確認@プラザ
求職活動は2回以上で要件を満たすため、3回目を記載すべきか判断できず、あえて空欄にして提出していました。
最終的には職員の指示に従い、3回分すべて「求人閲覧および職業相談」として記入しました。
3回目の記入は任意との説明でしたが、流れでそのまま記載。前回の認定日では不要と言われていたため、担当者によって判断が異なるようです。
いずれにしても、大きな影響はありません。
以上を踏まえて、今回最終的に提出した「失業認定申告書」の記入内容は以下の通りです:
期間中の求職活動(計3回)
1.ハローワークでの職業訓練願書受理
2.ハローワークプラザでのPC求人検索
3.ハローワークプラザでの求職活動確認

窓口対応:来月の認定日と職業訓練受講について
職業訓練に合格したことを伝え、来月初旬から受講を開始する予定であることを説明し、今後の流れについて確認しました。
訓練の開講前日には、ハローワークで説明会があります。このときに「就職支援計画書」と「職業訓練受講指示書」が交付される予定です。
この交付により、もともと予定されていた5月22日の認定日は無効となり、新たに指定来所日が設定されるとのことでした。
合格通知として受け取った「選考結果通知書」にも、「訓練受講中のハローワーク来所日」が記載されており、内容はこの説明と一致しています。
説明会当日は、雇用保険窓口にも立ち寄り、開講日前日までの求職活動内容を「失業認定報告書」に記入して、今回と同様に提出するよう案内されました。
訓練が始まると、「雇用保険受給資格者証」はハローワークに預けることになり、求職活動は必須ではなくなり、記録の提出も不要になるそうです。ただし、必要に応じて訓練と並行して就職活動を行っても問題ありません。
また、訓練期間中に設定される指定来所日には、「失業認定報告書」の中の「1.失業の認定を受けようとする期間中に、就職、就労又は内職・手伝いをしましたか」の項目のみを正確に記入して提出するようにと念押しされました。ここでの収入内容によっては、基本手当の減額対象になるとのことです。
雇用保険受給資格者証の処理状況欄
手続きが終わったあと、次回認定日を確認し、「失業認定申告書(次回分)」を受け取りました。その後、「手続きをするのでしばらく近くでお待ちください」と案内されます。
10分ほど経ったところで、先ほどとは別の職員に名前を呼ばれました。あらためてマイナンバーカードで本人確認を行い、「雇用保険受給資格者証」を返却されて、すべての手続きが完了です。
返却された「雇用保険受給資格者証」の処理状況欄には、今回の手続きに関する内容が書き加えられていました。

日付:年の記載は省略しています
本画像は、野々市市のウェブサイトのPDF(こちら)を元に、一部加工したものです。
職業訓練窓口で願書提出:約30分
総合受付:職業訓練相談
総合受付で「職業訓練に合格したので、今後の手続き確認に来ました」と伝え、「雇用保険受給資格者証」を手渡しました。
受付担当の方から、受付番号票とともにクリアファイルが渡されますので、それを持って職業訓練情報コーナーへ向かいます。
ポスト投函
職業訓練情報コーナー前には提出専用ポストが設置されており、総合受付で受け取ったクリアファイルをそのまま投函します。
投函後は、受付番号で呼ばれるまで近くで待機します。
窓口対応:職業訓練願書提出と今後の予定
10分ほどで番号が呼ばれ、職業訓練の担当者のもとへ向かいました。
せっかく来所したので、あらためて合格後の手続き内容を確認したいことを伝え、前回案内された内容も共有しました。
- 職業訓練の開講前日(5月7日)は、午前中に来所して手続きを行うこと
- 下記2点を持参するようにと言われていたこと
- 選考結果通知書
- 写真1枚(3cm × 4cm)
今回の確認により、5月7日は午前10時に、今日の担当者を直接訪ねるようにと、より具体的な指示に変わりました。
どうやら、前回の案内内容には誤りがあったとのことで、あらためて確認しておいて正解でした。
雇用保険受給資格者証の処理状況欄
「雇用保険受給資格者証」が返却されると、「処理状況欄」に次の項目が追記されていました。
今回の合格後の手続き確認は求職活動の1件として扱われますが、今後は職業訓練を受講するため、求職活動のノルマは無くなります。

日付:年の記載は省略しています
本画像は、野々市市のウェブサイトのPDF(こちら)を元に、一部加工したものです。
まとめ
今回のハローワーク訪問では、職業訓練合格後の手続きについて、あらためて確認することができました。次回は、職業訓練の開講日前日にハローワークを訪れ、実際に合格後の手続きを行います。
その様子は「ハローワーク訪問記 13回目:職業訓練開講前日に就職支援計画書の交付手続き」としてご紹介予定です。
この記事が、同じような不安を感じている方の参考になれば幸いです。