ハローワーク訪問記 5回目:PC求人検索で求職活動実績

ハローワーク訪問記5回目:PC求人検索で求職活動実績 ハロワ
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本記事内の画面キャプチャは、ハローワーク公式サイトの内容を引用し、手順説明を目的として利用しています。権利は提供元に帰属します。

52歳で自己都合退職し、50代無職となった私が、失業手当の受給手続きを進めるため、求職活動実績として認められる活動を、原則として認定日ごとに2回以上行わなければなりません。認定日には職業相談などを行えば求職活動になるため、実質的には、次の認定日までに別日であと1回の活動が必要です。

求職活動の方法には、セミナー受講や求人応募などさまざまなものがありますが、ハローワークでのPC求人検索活動実績として認められる場合があります。ただし、ハローワークによって対応が異なる可能性があるため、管轄のハローワークで事前に確認することをおすすめします。

本記事では、私が実際に行ったハローワークでのPC求人検索の流れと、活動実績として認められた際の手続きについて紹介します。

この記事は私の体験に基づいています。詳細については、管轄のハローワークで必ずご確認ください。また、保険制度は変更されることがあるため、最新情報を随時チェックすることをお勧めします。

求職活動実績にPC求人検索が認められるのか?

雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり

ハローワークの「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」によると、求人情報の閲覧だけでは、求職活動実績として認められないとされています。しかし、私が訪れた2つのハローワークでは、PCでの求人検索のみで活動実績として認められました

これは、同じくしおりには、客観的に確認できる仕事探しの実績があれば良いとされているため、ハローワーク設置のPCで求人検索することで、職員が客観的に確認できるため、求職活動実績として認められると考えられます。

13 求職活動実績とは?
(抜粋)基本手当の支給を受けるためには、客観的に確認することができる仕事探しの実績が必要になります。

14 求職活動実績にはどんなものがあるのか?
(抜粋)ハローワークや新聞、インターネット等で求人情報を閲覧した、知人への紹介依頼等は、求職活動実績には含まれません。

引用元:雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり


受付での処理

PCで求人検索を終えた後、受付に行くと、「雇用保険受給資格者証」の「処理状況欄」に「求人閲覧及び職業相談」とスタンプが押されます。これにより、活動実績が1回分クリアとなります。

求人に関して相談したいことがあれば、引き続き職員に相談できる対応になっています。
職業相談は任意であり、検索した求人票のチェックもありませんでした。

注意:ハローワークごとに対応が異なる可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。

5回目訪問

求職活動実績として、求人検索のために訪問した5回目の所要時間は約45分でした。

ハローワーク訪問で持参するもの

求職活動の実績を残すために、「」のついているものは忘れずに持参しましょう。

  • 雇用保険受給資格者証
  • マイナンバーカード (求人検索だけなら不要ですが、相談する場合は忘れずに)
  • 受給資格者のしおり (不明点の確認のため、持参をお勧めします)
  • 筆記用具

総合受付:PC求人検索の手続き

PC求人検索に来ましたと伝えます。

利用するPCの管理番号記載の「来所者用パソコン利用カード」を渡されます。渡されたカードには「31番」と記載されていたため、そのPCで作業しました。またカードには、「不明点があれば聞いて下さい」「求人票の内容や応募状況も気軽に聞いて下さい」「利用時間は30分程度を目安に」と注意事項が書かれていますが、時間に関しては空いていたためか、口頭での説明はありませんでした。

初めての利用だったため、職員に操作方法を教えてもらうようお願いし、該当のPC番号の席に向かいました。

画像:来所者用パソコン利用カード
画像は実物を参考にしたイメージです

PC求人検索

作業机にはPCがあり、その上にはプリンターが設置されていました。管理番号がハッキリわかります。

画像:PC

着席してしばらくすると、係の方が席まで来て、簡単な操作方法を教えていただき、求人検索を開始しました。マウスを動かすと、以下のような画面が表示されるので、「求人情報検索」をクリックして進みます。なお、求職者マイページのアカウントは持っていますが、「ログイン(求職者マイページ)」ではなく、「求人情報検索」へ進むように言われました。

求人情報検索・一覧」画面になるので、検索条件などを入力します。

  • 求職番号を入力します。雇用保険受給資格者証の「7.求職番号」に記載している番号です。
    入力欄は「任意」となっていますが、入力するように言われました。
    理由の説明はありませんでしたが、求職登録者に限定して公開されている求人情報も検索できるためのようですから、入力しましょう。
  • 求人区分で、フルタイムやパートなどを選択します。
  • 年齢を入れます。ここも任意ですが、検索のために入れた方が良いでしょう。
  • 就業場所を設定します。
  • その他、希望する職種などの条件を設定します。
画像:求人検索ー2

画面下の検索ボタンを押すと、求人一覧が表示されます。
気になった求人の「求人票を表示」をクリックすると、求人票画面が開きます。

画像:求人検索ー3

プリントアウトボタンを押せば、求人票を印刷できます。
求人検索が終わったら、画面右上の「全て終了」をクリックすると、初期画面に戻り、入力した情報はすべてクリアされます。

画像:求人検索ー4

総合受付:求職活動実績の記録

来所用パソコン利用ガイド」を受付に返却し、雇用保険受給資格者証を渡します。
受付で『今日は相談されますか?』と聞かれましたが、断ると『求人閲覧及び職業相談』のスタンプが押されました。これにて、求職活動実績が1回分クリアとなります。

雇用保険受給資格者証の処理状況欄

雇用保険受給資格者証」が返却されると、「処理状況欄」に次の項目が追記されていました。

画像:雇用保険受給資格者証の処理状況欄
行数:今回の手続きで担当者が記載した内容のみ抜粋
日付:年の記載は省略しています
本画像は、野々市市のウェブサイトのPDF(こちら)を元に、一部加工したものです。

まとめ

ハローワークでのPC求人検索は、求職活動実績として認められる場合があります。ただし、ハローワークごとに対応が異なる可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。

今回実体験したことのポイントです。

  • PCで求人検索を行うだけで活動実績となる場合がある
  • 求人票を印刷しても提出は不要だった
  • 求人閲覧及び職業相談」のスタンプを押してもらえば活動実績1回カウント
  • 求職相談は任意で、強制されることはなかった
  • 次回の失業認定日までに求職活動実績を2回以上作る必要があるため、PC求人検索が認められるなら、手軽に実績をクリアできる方法として活用できる

次回は、「ハロワーク訪問記 6回目:認定日2回目と職業相談」をお届けします。
これから求職活動を進める方の参考になれば幸いです。

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