8回目のハローワークは、4月上旬に募集が締め切られるオンライン(eラーニング)形式の職業訓練の受講手続きを開始するために訪問しました。
この「職業訓練の願書交付」も求職活動実績としてカウントされます。
失業手当を受給するためには、認定日ごとに原則2回以上の求職活動が必要ですが、今回はこれで3回目の活動。すでに実績は満たしていますが、訓練申し込みのためなので、結果的に無駄な1回になってしまうのも仕方ありません。
この記事では、私が実際に行ったハローワークでの職業訓練相談(願書交付)について、「雇用保険受給資格者証」に記録された求職活動実績や、交付された願書書類の内容などを紹介します。
※この記事は私の体験に基づいています。詳細については、管轄のハローワークで必ずご確認ください。また、保険制度は変更されることがあるため、最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
8回目訪問
今回のハローワーク訪問は、職業訓練受講の申込みが目的で、滞在時間は約30分でした。
ハローワーク訪問で持参するもの
求職活動のために、以下のものを持参しました。特に「※」のついているものは忘れずに持参しましょう。
- ※雇用保険受給資格者証
- マイナンバーカード
- 受給資格者のしおり (不明点があった場合に備えて持参をお勧めします)
- ハローワーク受付表 (求職番号は雇用保険受給資格者証に記載あり)
- 筆記用具
- 受講希望訓練のPRパンフレット
(A4サイズ2ページ。両面印刷して持参すると、申込み時に参照するため便利です)
総合受付:職業訓練受講申込み
総合受付で「職業訓練受講の申込みに来ました」と伝えました。
「雇用保険受給資格者証」を手渡すと、受付番号の書かれた紙と一緒にクリアファイルが返されました。そのまま職業訓練情報コーナーへ向かいます。
職業訓練窓口で相談:約30分
ポスト投函
職業訓練情報コーナー前に設置されているポストに、総合受付で渡されたクリアファイルを投函します。担当者から呼ばれるまで、近くでしばらく待機します。
窓口対応:職業訓練申込み
10分ほどで名前が呼ばれ、職業訓練の担当者のもとへ向かいました。
■訓練開講日と給付算日数の確認 → 問題なし
今回希望している訓練の開始日は5月8日です。
この訓練を「受講指示ありの求職者支援訓練」として受けるには、開講日までに失業手当の残日数が一定以上あることが条件になります。
私の場合は「所定給付日数150日(給付制限あり)」のため、残り日数が51日以上必要でした。
これまで職員からは「残日数が51日となる5月2日までに開講する訓練が条件」と説明を受けていましたが、以前、不認定になったことで支給対象開始日が8日遅れているため(そのときの詳細はこちらの記事で紹介しています)、この日数が考慮されていないのでは?と思い、念のため確認しました。
その結果、やはり予想通り、5月10日までに開講する訓練であれば条件を満たすことが確認できました。そのため、予定通り5月8日開講の訓練申し込みを伝えました。
■他の訓練受講も検討提案 → お断りして申込みは1本のみ
希望している訓練に申し込んでも、選考漏れなどで受講できない可能性があるため、「同じ訓練で、選考結果が早くわかる4月開講コースも検討してみては?」と提案されました。
ただ私は、全国の訓練も受講可能であることを知らなかったため調査が遅く、受講対象の候補として残ったのは、前回検討したデジタルマーケティング訓練と、今回申し込む訓練の2つのみ。そのうち、デジタルマーケティング訓練は時間的負担が大きいと判断し、見送ることにしました。
同じ訓練であれば、開講日が遅いほうが失業手当の受給期間を長くできるため、今回は5月開講のコース1本に絞って申し込むことにしました。
とはいえ、選考に落ちた場合は、給付日数150日で終了してしまうリスクもあります。それでも「できるだけ受給期間を延ばしたい」という思いや、他に魅力的な訓練がなかったこともあり、ひとつに絞って申し込む決断をしました。
■受講希望の訓練について
ネット検索で見つけた受講希望訓練について、講座のPRパンフレット(A4サイズ2ページ分を両面印刷で1枚)を事前にプリントして持参したので、職員に提示しました。職員はその場でコピーを取っていました。
パンフレットには、「訓練コース番号」・「訓練科名」・「募集締め切り日」・「訓練期間」など、申込み手続きで必要な情報がまとまっているため、事前に印刷しておくとスムーズです。
受講予定の訓練概要です。
- 訓練概要 :プログラミング関連のeラーニングコース
- 募集〆切日:4月8日
- 訓練期間 :5月8日~ 6ヶ月間
- 面接選考日:4月16日
- 結果通知日:4月22日
■手続き開始にあたっての同意書
私から訓練受講の希望を伝えると、いよいよ手続きが始まりました。
まずは、職業訓練を受講するにあたって、同意書を渡されました。内容を確認したうえで、サインして提出します。書類には「就職可能性を高めるために必要と認められた方に行うものです」と記載がありましたが、それについて職員の方が「この部分は性善説みたいなもので、基本的には本人が希望すれば大丈夫ですよ」と説明してくれました。

■受講申込・事前審査書について
「受講申込・事前審査書」が手渡されました。募集締切まで日数に余裕があるため、次回の認定日でハローワークに来所した際に提出することにしました。
記入時の注意事項としては、失業手当受給中のため「記入不要」となる箇所や、①申請日は提出日とすること、⑨住所は都道府県から記載すること などの指示がありました。


■受講申込書について
「受講申込書 様式C-1」の第2面と第3面を手渡され、こちらも次回の認定日に提出することになりました。
以下のような記入上の注意がありました。
- ボールペンで記入して、間違えたら訂正印で修正すること
- 職業訓練初受講の方は、職業訓練受講期間の欄一行目の訓練コース名に「なし」と記入すること
- 西暦で記入すること
- 免許資格欄は、資格名のみ記入すること(取得年の記入不要)


■アンケートの記入
手続きの最後には、職業訓練に関するアンケート用紙を渡されて、その場で記入して提出しました。記載内容は次のようなものでした。
- どこで職業訓練制度を知りましたか?
- 受講の決め手は何ですか?
- 訓練を今まで受けたことはありますか?
- 志望動機は何ですか?
■今後の予定について
手続きの最後に、今後の流れを確認しました。
1.次回の認定日で持参するもの
・記入した「受講申込・事前審査書」
・記入した「受講申込書」
・写真1枚(ヨコ3cm✖タテ4㎝) ※下記参照
2.訓練受講が決定した場合
訓練開講日の前日にハローワークへ来所し、事前手続きを行います
(※)前回、手続きを1日で完了させる場合は写真2枚が必要と言われましたが、今回は手続きを分けて行うため、この時点では1枚のみ持参となりました。
雇用保険受給資格者証の処理状況欄
「雇用保険受給資格者証」が返却されると、「処理状況欄」に次の項目が追記されていました。
これで、次回認定日に向けた求職活動は合計3回目となりました。実績としてはすでに要件を満たしていますが、今回は訓練申し込みのための手続きなので、結果的に3回目の活動となりました。

日付:年の記載は省略しています
本画像は、野々市市のウェブサイトのPDF(こちら)を元に、一部加工したものです。
まとめ
今回のハローワーク訪問では、希望していたオンライン(eラーニング)形式の職業訓練に申し込むため、願書の交付を受けました。
訓練開講日に給付残日数が51日以上あれば、訓練修了まで現在の失業手当額で受給が続けられます。私の場合は53日残っており、無事に訓練が受けられることを願っています。
今後は、次回認定日に願書を提出し、訓練校へ願書郵送、面接・選考、結果通知という流れに入ります。
次回は「ハローワーク訪問記 9回目:認定日3回目と職業訓練(願書提出)」をお届けします。
この記事が、同じような不安を抱える方々の参考になれば幸いです。