無職でも作れる! クレジットカード新規作成と登録情報変更の実体験

クレジットカード新規作成と登録情報変更の実体験 無職
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本記事内の画面キャプチャは、クレジットカード各社公式サイト・アプリの内容を引用し、手順説明を目的として利用しています。権利は提供元に帰属します。

退職後、無職期間に入ると「クレジットカードを新規作成できるのか?」「保有カードの登録情報変更はどうすればいいのか?」といった不安が出てきます。

この記事では、実際に私が退職直前・無職中に行ったクレジットカードの新規作成登録情報変更についてお伝えします。あわせて、カード選びのポイントや注意点も解説します。

なお、この記事で紹介する情報は筆者の実体験に基づいていますが、審査基準はカード会社ごとに異なるため、結果が異なる場合があります。

無職のクレジットカード作成・変更のポイント

保有済みクレジットカードの現状

私が退職前から保有しているクレジットカード利用状況は、次の通りです。

  • 分割返済リボ払いの利用はなし
  • すべて一括払いでの利用
  • 支払延滞していない
  • 最低年一回以上の利用実績あり

無職になってもクレジットカードを持ち続けるためには、これらの要素も信用維持のために重要です。無職になった後も、返済能力をしっかり示すことで、カードを継続利用できる可能性が高くなります。

クレジットカード新規作成の条件と注意点

新規作成したクレジットカードはいずれも年会費無料のものです。
クレジットカードの審査では、「年会費がかかるかどうか」が重要なポイントの一つとなります。一般的に、年会費無料のカードは審査が通りやすく、逆に年会費がかかるカードやプレミアムカードは、収入や職業の安定性が求められるため、退職後や無職期間中は審査に落ちる可能性があります。
(注意:審査基準はカード会社によって異なります)

そのため、退職直前・無職中にクレジットカードを作成する場合は、年会費無料のカードを選択することを経費削減も考慮しておすすめします。

無職のクレジットカード作成・変更のポイント

  • 年会費無料のカードを選ぶ: 収入が不安定な時期に年会費の負担は避ける。
  • 無職でも作成可能なカードを調べる: 楽天カードなど、審査が比較的通りやすいカードを選択。
  • 登録情報変更を忘れずに行う:職業や収入が変わったら、正確にカード会社へ申告して、利用停止などのトラブルを未然に防ぎましょう。

退職前のクレジットカード対策

退職を控えたタイミングで、会社員のステータスが活かせるうちに作成しておくと安心なので、クレジットカードを新規作成しました。特に問題なく作成できました。

新規作成: メルカード

画像:メルカード

退職前に選んだメルカードの理由は以下の通りです:

  • 年会費無料で維持費がかからない。
  • 断捨離を進める際にメルカリを活用したかった。
  • カード作成で1,000ポイントの特典があった。

手続きの流れ

公式サイトからQRコードを読み取り、スマートフォンで簡単に申込みできました。本人確認はマイナンバーカードで行い、職業に関する項目では次の情報を入力しました。なお、収入に関する項目はありませんでした。

項目入力内容
職業(選択回答)会社員・団体職員
勤務先の有無(選択回答)あり  
勤務先名在籍中の会社名

最後に、銀行口座の登録や自動引き落とし日の設定を行い、申し込み完了です。

初期設定

申込みから9日後に普通郵便でカードが届きました。「メルカードの初期設定方法」の手順で進めます。

画像:初期設定-1
画像:初期設定-2

利用枠30万円が設定されました。入会特典「P1,000獲得」もゲットできて、利用可能となりました。

無職・退職後のクレジットカード対策

退職後にクレジットカードを新規作成したり、保有カードの登録情報を変更したりする手順をまとめます。

新規作成: 楽天カード

画像:楽天カード

退職後、失業手当の受給期間の無職時に作成した楽天カードの選定理由は以下の通りです:

  • 年会費無料で維持費がかからない。
  • 購入したい商品が楽天市場にあるので、楽天ポイントを利用したい
  • カード作成で入会2,000ポイント入会&利用特典3,000ポイントをGETできる

手続きの流れ

公式サイトの「カードをつくる」から簡単に申込みできました。楽天会員登録が必要ですが、すでに会員だったこともスムーズに申込みできました。本人確認としては、運転免許証の番号入力だけでした。無職として最も気になる職業や収入に関する項目では次の情報を入力しました。

項目入力内容
居住状況賃貸マンション
住宅ローンもしくは家賃のお支払い支払いなし
※後で見直して選択ミスで実際は賃貸なので「支払いあり」でしたが、特に確認の連絡もなく、審査には通りました
お勤め先・学校についてお勤めされていない方
※他には「お勤め」「学生」「年金受給」が選べた
世帯年収100万円
預貯金額300万円以上
※選択肢に「申告しない」「なし」もあり
カード入会後のご利用目的☑ 普段のお買い物等に利用(チェック済み)
☐ 現金のお借り入れ等に利用(未チェック)
他社からのお借入金額なし
※住宅ローン除く
職業その他
※他には「専業主婦(主夫)」「家事手伝い」が選べた

続けて、銀行口座の登録やサービス利用規約に同意します。最後に付随サービス選択になるので、すべて「申し込まない」を選択して、楽天カードの新規申し込みが完了しました。

完了後に届いたメールには「入会審査完了後、カードは通常約1週間から10日前後でお届けいたします。」とありましたのでしばし待ちます。

審査とカード受取

新規カード作成手続から10分後には、カード発行手続き完了のメールが届いて「カードの発行手続が完了いたしました。カードは通常約1週間から10日前後でお届けいたします。」とあります。審査結果については何もありませんが、カード発行手続き完了とのことから、無事に審査通過したのでしょう。

その後、申込みから2日後に審査完了のメールが届きましたので、これで審査完了が確認できました。

画像:楽天カード審査

新規申込みから7日後に、簡易書留でカードが無事に届きました。
利用枠は10万円の設定でした。

画像:楽天カード受取

登録情報変更:職業と年収

退職後、職業や収入の変更を反映するために、保有しているクレジットカードの登録情報を更新します。引っ越しも行ったので、住所変更も兼ねて、職業・年収の変更を行いました。

無職・未収入に変更しましたが、クレジットカード利用の制約は一切ありませんでした。

メルカード:職業を無職に変更

スマートフォンのメルカリアプリで修正します。収入に関する設定はありません。

アプリ起動して「マイページ」→「個人設定」→「その他」に進んで、職業を「無職」にするだけで変更できました。住所変更は「氏名・生年月日・現住所」をタップして行います。本人確認書類の提出が必要になります。

画像:変更ーメルカード

ライフカード:職業無職で年収0円

LIFE-Web Desk にログインして修正します。

「お客様情報の確認・変更」から、「お勤め先」と「年収のお届け」にチェックを入れて変更画面に進みます。住所変更もこの画面から変更可能でした。

画像:変更ーライフカード-1

追加認証後に変更画面となります。
お勤め先の変更理由は「転勤・社名変更、就職、転職、入学、勤務先退職、その他」の選択肢から「勤務先退職」を選びます。
お勤めの状況は「専業主婦、年金収入、その他」の選択肢から「その他」を選びました。

年収を入力する項目はありませんでしたが、選択肢によっては入力欄が出てきます。

画像:変更ーライフカード-2

変更に3営業日程度かかるとのことで、後日確認したところ、無職で年収0円になっていましたが、利用状況に問題はありません。

画像:変更ーライフカード-3

ENEOSカード:職業無職で年収100万円

MY TS CUBIC にログインして修正します。

「お客様情報の確認の照会・変更」から、「勤務先情報」を選択します。
住所変更もこの画面から変更可能でした。

画像:変更ーENEOSカード-1

職業は無職がないので「上記以外のお勤めでない方」を、税込年収は「100万円」としました。
※失業手当は非課税所得なので、本来「年収」として申告しません。カード会社の選択肢に「無職」がない場合の便宜的な措置です。各カード会社のルールに従ってください。

画像:変更ーENEOSカード-2

dカードGOLD:職業無職で年収0円

私が保有している「d CARD GOLD」のカード番号は、Web上で職業や年収の情報変更ができませんでした。住所変更についてはWebから変更可能です。

「変更届」を資料請求の上、お手続きいただくか、電話にてお手続きください。

引用元:d CARD「お届け内容の変更(住所・勤務先等)

公式サイトの案内によると、職業や年収などの重要事項の変更は「変更届を取り寄せて記入・提出する」方法、または電話で手続きを行うことが必要です。
実際に私は電話にて手続きをしました。

d CARD「電話での問い合わせ先」から、「dカード ゴールドプラチナデスク」(ドコモの携帯電話からは無料)に電話をかけ、以下のやり取りを行いました。

  • 担当者:「勤務先・年収の変更は電話でお手続きできますが、変更届でのお手続きも可能です。電話でよろしいですか?」
    → 私:「はい、現在は退職して無職の状態です。このまま電話で変更手続きをお願いします。」
  • 担当者から本人確認として、次の情報の提示を求められました。
     1.クレジットカード裏に記載のiDカード番号
     2.生年月日
     3.住所
     4.電話番号
  • 本人確認後、収入についての質問がありました。
    担当者:「収入のご予定はいかがでしょうか?」
    → 私:「現在、雇用保険(失業保険)を受給予定です。」
  • 担当者:「失業手当は年収として申告対象外となりますので、年収は0円で登録いたします。今後、就職など状況が変わりましたら、再度お電話いただくか、Webで変更届を請求し手続きをお願いいたします。」

手続きはこれで完了しました。最後に担当者の方から温かく、「今後のご活躍を期待しております」とエールをいただき、気持ちよく手続きを終えることができました。

まとめ

退職後も安心してクレジットカードを管理するために、まずは年会費無料のカードを活用しましょう。また、登録情報変更を忘れずに行いましょう。利用状況を良好に保ち、信用を維持することが大切です。実際、無職でも楽天カードは新規作成できました。

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