PayBで住民税・国民年金をクレカ払い!手数料・ポイント還元を解説

PayBで住民税・国民年金をクレカ払い 年金
記事内に広告を含む場合があります

本記事内の画面キャプチャは、PayB公式サイト、PayBアプリの内容を引用し、手順説明を目的として利用しています。権利は提供元に帰属します。

52歳の10月31日に自己都合退職し、50代無職になったことで、国民年金保険料住民税の支払いを自分で行うことになりました。

本記事では、PayBを使って国民年金保険料住民税クレジットカードで支払った方法をご紹介します。特に国民年金保険料は手数料がかからず、クレジットカードのポイントがそのままもらえるため、お得に支払いができます。

PayBとは?基本情報

PayBは、請求書や納付書に印字されたバーコード・QRコードをアプリでスキャンするだけで、スマートフォンから簡単に支払いができる決済アプリです。

利用可能な金融機関が増え続けている便利な支払ツールの一つです。

金融機関口座から即座に引き落としされて支払う方法もありますが、本手順ではクレジットカードを利用した支払に限定して説明いたします。

PayBでクレジットカードは使える?

クレジットカードは「PayB」アプリに登録して利用します。
現在、クレジットカードで支払いできる「収納企業・団体名」は、以下の3つのみです(今後拡大予定)。最新情報は公式サイトの利用可能請求書(クレジットカード)をご確認ください。

  • 全国の地方公共団体の地方税
  • 日本年金機構の国民年金保険料
  • 株式会社日本能率協会マネジメントセンターの通信教育受講者限定

地方税の支払いには、「1万円ごとに40円+税、以降1万円ごとに80円+税」のシステム利用料がかかります。

一方、国民年金保険料では、システム利用料はありません。詳細は公式サイトの手数料一覧をご覧下さい。

今回は、住民税国民年金保険料の支払いで、PayB登録のクレジットカードで決済しました。

注意点

個人利用における主な注意点です。

  • 一度の決済でお支払いいただける金額は最大30万円となります。
  • 1日に何回でもお支払いは可能です。ただし1日の合計で30万円を超えるお支払いはできません。
  • クレジットカードでの分割払いはできません。お支払い回数は一括払いのみです。
  • 領収書は発行されませんが、支払い完了通知メールと取引履歴が支払いの証明になります。
  • 取引履歴は最大25か月前まで確認できます。

PayBで税金・年金をクレカ払いする方法

ここでは、PayBを使って住民税国民年金保険料クレジットカードで支払う方法を解説します。ポイント還元の実績もご紹介します。

PayBの初期設定とクレカ登録

まず、PayBアプリをインストールし、クレジットカードを登録します。この手順ではAndroid版アプリを使用しています。

PayB初期設定
  • 手順1
    PayBアプリをインストールする
    PayB
    PayB
    開発元:ビリングシステム株式会社
    無料
    posted withアプリーチ
  • 手順2
    PayBアプリを起動して、「はじめる」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順2
  • 手順3
    利用可能な方法が表示されるので、「次へ」をタップ

    クレジットカードは一部の請求書のみ対応しています。

    画像:PayB初期設定ー手順3

  • 手順4
    利用規約、プライバシーポリシーを確認、チェックを入れて「次へ」を押す
    画像:PayB初期設定ー手順4
  • 手順5
    お客様情報を入力して「次へ」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順5
  • 手順6
    携帯番号を入力して「次へ」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順6
  • 手順7
    メールアドレス/パスワード登録画面で、「メールアドレス」「パスワード」「パスワードを忘れた場合の質問と回答」を入力して「次へ」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順7
  • 手順8
    金融機関またはクレジットカードの選択画面で、利用するクレジットカード(今回は「Mastercard」)を選ぶ
    画像:PayB初期設定ー手順8
  • 手順9
    注意事項を確認して「OK」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順9
  • 手順10
    カード情報を入力して、登録できたら「閉じる」を押す
    画像:PayB初期設定ー手順10
  • 手順11
    限度額はデフォルトの最大30万円のまま「次へ」をタップ

    マイアカウントから変更可能です。

    画像:PayB初期設定ー手順11
  • 手順12
    支払用パスコード「4~8桁の数字」を設定して「次へ」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順12
  • 手順13
    登録内容の確認画面で、問題なければ「確認して次へ」をタップ
    画像:PayB初期設定ー手順13
  • 手順14
    登録メールに承認番号が送信されたら、「承認番号の入力」をタップ

    メールの件名は「PayB承認番号のお知らせ(新規登録)」でした。

    画像:PayB初期設定ー手順14
  • 手順15
    承認番号を入力して、登録完了画面となれば終了
    画像:PayB初期設定ー手順15

住民税の支払い

ここでは、PayBを使って住民税を支払った手順を紹介します。システム利用料がかかるため、ポイント還元率によってはお得になる場合とそうでない場合があります。

住民税支払手順
  • 手順1
    PayBのTOP画面から「お支払いを始める」をタップし、納付書のQRコード「eL-QR」を読み取る

    eL-QR(地方税統一QRコード)の例です。

    画像:住民税支払手順ー手順1
  • 手順2
    支払内容を確認したら「支払用パスコード入力へ」をタップ

    システム利用料863円が加算されています。金額に応じて決まります。詳細は公式サイトの手数料一覧をご覧下さい。
    今回の手数料は、40円+(80円×9)=760円(税別)、税込で836円でした。

    画像:住民税支払手順ー手順2
  • 手順3
    支払用パスコード入力して、「支払いを実行」を押して、完了画面で終了

    登録したメールアドレス(ID)にも結果が送信されます

    画像:住民税支払手順ー手順3

後日、クレジットカードの利用明細を確認すると、合計176.4ポイント(882円相当)を獲得できていました。そのため、システム利用料(836円)よりも多くのポイントを得られ、結果としてプラスになりました。ただし、このうちボーナスポイントも含まれているため、基本ポイントのみ(98ポイント=490円相当)だと損をする可能性があります。

画像:住民税支払手順ーポイント

国民年金保険料の支払い

ここでは、PayBを使って国民年金保険料を支払う方法を紹介します。住民税と違い、システム利用料がかからないため、クレジットカードのポイント還元分がお得になります。

国民年金保険料支払手順
  • 手順1
    PayBのTOP画面から「お支払いを始める」をタップし、納付書のバーコードを読み取る

    読み取りバーコードの例です。

    画像:国民年金保険料支払手順ー手順1
  • 手順2
    支払内容を確認したら「支払用パスコード入力へ」をタップ

    国民年金保険料の支払いにはシステム利用料がかかりません

    画像:国民年金保険料支払手順ー手順2
  • 手順3
    支払用パスコード入力して、「支払いを実行」を押して、完了画面で終了

    登録したメールアドレス(ID)にも結果が送信されます

    画像:国民年金保険料支払手順ー手順3

後日、クレジットカードの利用明細を確認すると、合計118.2ポイント(591円相当)を獲得していました。さらに、システム利用料がないため、基本ポイント(65.7ポイント=328.5円相当)のみでもお得に支払えます。

画像:国民年金保険料支払手順ーポイント

まとめ

PayBを活用すると、税金国民年金保険料をスマートフォンから簡単に支払うことができます。特にクレジットカードを登録すれば、ポイント還元を受けられるのが大きなメリットです。

  • 住民税の支払いシステム利用料が発生するため、ポイント還元率によっては手数料をカバーできるか確認が必要です。
  • 国民年金保険料の支払いシステム利用料がかからず、クレジットカードのポイント還元分だけお得になります。

ただし、PayBではすべての納付書に対応しているわけではないので、事前に支払い可能か確認しましょう。また、クレジットカード払いに対応している請求書は限られているため、手数料を含めた支払い方法の選択が重要です。最新情報はPayB公式サイトをご確認ください。

「手間なく、スマホで支払いを完了させたい」「クレジットカードのポイントを活用したい」という人にとって、PayBは便利な選択肢の一つとなるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました